『これは映画ではない』ニュースブログ

反体制活動により「20年間の映画製作禁止」となった映画監督、ジャファール・パナヒ。「映画」をつくったら即刻逮捕。だから、「これは映画ではない」。9月22(土)より、シアター・イメージフォーラムにて独占ロードショー!

'This is Not a Film' The Iranian filmmaker who would not be banned_The Japan Times

I met Iranian director Jafar Panahi back in 1996, shortly before his debut feature film "The White Balloon" picked up the Gold Award at the Tokyo International Film Festival — one of many prizes that film garnered. My interview has been lost to the sands of time (hard to believe, but there was a time when everything wasn't archived on the Net) but I still recall my conversation with the soft-spoken director, and asking him about making films in a country with state censorship.

9月14日

 

詳細はこちらからご覧ください。

 

コーエン兄弟から、スコセッシ、ワイズマンまで。パナヒ解放を訴える世界の映画人情報「FREE PANAHI!」をアップしました。

■「Free Panahi」はこちらのサイトから署名できます。

 

<世界の映画人の動き>

 ■2010年3月にパナヒ監督が拘束された事実を受け、4月、アメリカの映画製作者たちはパナヒ監督の解放を求めてイラン政府に嘆願書を提出。嘆願書の全文と署名者は以下の通り。

 

嘆願書:ジャファール・パナヒの解放

『白い風船』『チャドルと生きる』『クリムゾン・ゴールド』などの受賞作で国際的に高く評価されるイラン人監督、ジャファール・パナヒが、3月1日、私服の治安部隊によって自宅を襲撃され、拘束されました。それ以来、彼はテヘランの悪名高いエビン刑務所に拘留されています。

 

パナヒ氏の妻からの最近の手紙は、夫の心臓の状態についての深い懸念を表明し、彼が小さな房に移されたことに触れています。パナヒ氏の映画は過去10年にわたりイランで上映が禁止されており、彼は結果的にこの4年間、仕事の機会を失っています。昨年10月、彼のパスポートは没収され、彼は出国を禁止されました。拘束当初、イスラム共和国当局者は"不特定の犯罪"を科していましたが、今や当局は具体的に映画監督としての彼の仕事に関わる罪を告発しています。

 

我々(署名者)は、仲間の映画監督との連帯に立ち、この拘留を非難し、イラン政府に対し、直ちにパナヒ氏を解放することを強く要求します。

 

世界映画におけるイランの貢献は正当に評価され、それは海外にいる我々をも勇気づけ、我々は彼らと彼らの物語を尊敬し、愛してきました。いかなる場所のアーティストと同様に、イランの映画製作者は祝福されるべきであり、検閲され抑圧され投獄されるべきではありません。

 

(署名者)

ポール・トーマス・アンダーソン|ジョエル&イーサン・コーエンフランシス・コッポラジョナサン・デミロバート・デ・ニーロカーティス・ハンソンジム・ジャームッシュ|アン・リー|リチャード・リンクレーター|テレンス・マリックマイケル・ムーアロバート・レッドフォードマーティン・スコセッシジェームズ・シェイマス|ポール・シュレーダー|スティーヴン・ソダーバーグスティーヴン・スピルバーグオリヴァー・ストーンフレデリック・ワイズマン

 

嘆願組織委員会:ジャムシード・アクラミ、ゴドフリーチェシャー、ジェム・コーエン、ケント・ジョーンズ、アンソニー・カウフマン

 

■2010年5月のカンヌ国際映画祭では、イランのアッバス・キアロスタミ監督作『トスカーナの贋作』で最優秀女優賞を受賞したフランスの女優ジュリエット・ビノシュが、そのセレモニーで、パナヒ監督の名前を書いたカードを掲げ、イラン政府に抗議し、「芸術家である事、インディペンデントである事を罪とされているのです」と語った。キアロスタミ監督もパナヒの拘束を「芸術への攻撃である」と非難。審査委員長を務めたティム・バートン監督も、フランス政府、アムネスティ・インターナショナルとともにパナヒの解放を求める声明を発表。

 

■2010年12月、アムネスティ・インターナショナルによるパナヒ解放の嘆願書に、ショーン・ペンポール・ハギスマーティン・スコセッシハーヴェイ・ワインスタインモフセン・マフマルバフらが署名。

 

■2011年10月、ショーレ・アグダシュルー、シリン・ネシャト、バフマン・ゴバティ、ババク・パヤミ、モフセン・マフマルバフら海外在住イラン映画人 21名が抗議声明を発表。

 

 

【試写会プレゼント】9月11日『これは映画ではない』試写会に20名様をご招待

この度『これは映画ではない』の試写会の開催が決定し、ツイッター上にて、ご鑑賞者の募集をしています。

<概要> 

 日時:9月11日(火)18:40開場/19:00開映

 会場:シネマート六本木(スクリーン2)  港区六本木3-8-15 B1F TEL5413-7711

  大江戸線「六本木」駅5番出口徒歩3分、日比谷線「六本木」駅3番出口徒歩5分

 

<応募方法>
 ツイッター(‏@moviola_eiga)をフォローの上、DMにてお名前とメールアドレスをお送りください。ご当選者の方のみに9/7(金)までにメールをお送りします。
 
皆様のご応募をお待ちしております!

シアター・イメージフォーラムの初日が決定しました

ジャファール・パナヒ監督『これは映画ではない』の

シアター・イメージフォーラムの初日が決定しました。

9月22日(土)からの公開です。

 

タイムテーブル)

 9/22(土)~10/12(金)13:00  | 15:00  | 17:00  |19:00

10/15(月)~             連日21:00(終映22:15)

*10/13(土)&14(日)は休映となりますのでご注意ください。

 
劇場での前売り鑑賞券(1400円/税込)の発売は9/21(金)まで。
劇場前売り特典のイグアナの“イギー”のポストカード付きで好評発売中!

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公式サイト全ページをアップしました

ジャファール・パナヒ監督『これは映画ではない』の公式サイトを全ページアップしました。

イントロダクション、予告編、監督情報などの基本項目、パナヒ監督からのメッセージ、逮捕~軟禁~現在に至るまでの経緯をまとめたページもあります。

映画のご鑑賞前に、ぜひご覧ください!

映画において「撮るな」という禁止はまともに機能しない_神戸映画資料館

映画時評 一年の十二本 藤井仁子(映画評論家)

第一回『これは映画ではない』

 

第一回 映画において「撮るな」という禁止はまともに機能しない

「撮るな」という禁止の命令ほど映画においてあてにならないものはない。いくら性交を撮るな、性器を撮るなといったところで、大島渚が『愛のコリーダ』で世間を騒がせるはるか以前から、誰も全貌を把握できないほど夥しい量のブルーフィルムが地下で流通していたことは周知の事実だし、婚前交渉を撮るな、犯罪者を魅力的に撮るな等々と、表現上の禁止項目を延々と羅列したハリウッドのプロダクション・コードでさえ、現場を委縮させるどころか、かえって洗練された、暗示的であるだけにいっそう過激な表現を生んでしまったことは映画史の常識といっていいだろう。

2012年7月31日

 

詳細はこちらからご覧ください。

 

公式サイト、オープンいたしました。

ジャファール・パナヒ監督「これは映画ではない」の公式サイトとニュースブログがオープンいたしました!

最新情報を随時お届けしてまいります。

どうぞお楽しみに。

自宅軟禁下で禁じられた映画製作に奮闘『これは映画ではない』が日本公開 _CINRA.NET

イラン人の映画監督ジャファル・パナヒによる新作映画『これは映画ではない』が、9月から東京・渋谷のイメージフォーラムほか全国で公開される。

2012/05/31 12:21

 

詳細はこちらからご覧ください。

軟禁中のイランの名匠ジャファル・パナヒ監督作が日本公開決定!_映画.com

[映画.com ニュース]

反体制的なプロパガンダ活動を行ったとして、2009年に逮捕され、懲役6年と映画製作20年間禁止を言い渡されたイランの名匠ジャファル・パナヒ監督が、自宅軟禁中の生活を撮影した作品「これは映画ではない」の日本公開が決定した。 

2012年5月21日 14:15

 

詳細はこちらからご覧ください。

Mojtaba Mirtahmasb Is Not a Director and 'This Is Not a Film'

In 2010, internationally celebrated Iranian filmmaker Jafar Panahi was arrested at his home. A neorealist who has been a vocal opponent of Mahmoud Ahmadinejad's regime, Panahi was accused of "[participating] in a gathering and carrying out propaganda against the system," sentenced to six years in prison, and banned from leaving Iran, giving press interviews, and writing and directing films for 20 years.

Thursday, Mar 1 2012

 

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